【新入社員研修】ウェット&ドライスーツができあがるまで

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新年度の4月となり、モビーディックの本社工場がある石巻にも桜の花が静かに咲き始めています。春の息吹を感じながら、新入社員に向けた社内研修が行われました。
私はデシタルソリューション課に在籍し、MOBBY'SとO'NEILLのカタログ制作チームに新しく加わりました。
社内では知識とスキルを向上させる多彩な研修プログラムとサポート体制が整っています。机上の学習だけでなく実際の現場で製品に対する深い理解を促進するカリキュラムがとても多く展開されます。

ウェットスーツの基礎知識から製造方法、そして各部署とコミュニケーションを図りながらMOBBY'S・O'NEILLの品質へのこだわりについて学びました。

ウェットスーツの品質を左右する工程が生地の接着と縫製です。
長年の経験による高い技術力に驚きました。特殊な接着剤で生地の断面同士をキレイに接着したり、ミシンを使って各パネルを特殊な縫い方で縫製することによって防水性を高めています。

工場には様々なマシンが備え付けられています。効率的な生産を可能にする重要な設備です。

エンボス加工など様々な表面加工を学びました。

ドライスーツが浸水しないかの検査です。品質管理を徹底して行っていました。

製品に不備がないか細かいところまで検品していました。厳格な品質基準に照らしてチェックし、キレイに梱包して出荷準備を整えていました。

他にはメンテナンスサービスも学びました。お客様がウェットスーツを購入して長い間、製品の性能を最大限に楽しめるように、生産からリペアまで一貫したサポートが整えられていました。

この研修を通して、ウェットスーツの生産には細心の注意と品質への高いこだわりが要求されていることを改めて実感しました。この研修で学んだことを活かし、お客様が安全にマリンレジャーを楽しむことを、モビーディックとして少しでも多く貢献できるように精一杯励んでいきます。