7月3日(月)宮城テレビ放送の「OH!バンデス」の「外賀SCOPE(げかスコープ)」にて、取材を受けました。
「外賀SCOPE(げかスコープ)」は、県内企業の職人技を紹介するコーナーで、
石巻工場にて設計、裁断、接着、縫製の各ベテラン社員の裏技を紹介いただきました。
MCのさとう宗幸さんから「宮城県が誇る企業」とのコメントを頂戴しました!
モビーディックは、ダイビングやサーフィンのウィットスーツやドライスーツ専業メーカーです。番組の中で、ウェットスーツが出来上がるまでを紹介いただきました。
ウェットスーツの製造は、型紙、裁断、接着、縫製の段階ごとの工程に分かれます。各工程を製造部の三浦がご紹介しています。
型紙工程
モビーディックで製造するスーツは、体のサイズを詳細に測って作るオーダーメイドスーツです。型紙の工程では、オーダーシートの数値を入力したり、データを微調整ながら型紙を作ります。
裁断工程
型紙を元に生地を裁断します。熟練工の裁断スピードは機械よりも速かったりします。
裁断工程:型紙を元に生地を裁断します。熟練工の裁断スピードは機械よりも速かったりします。
接着工程
裁断した生地は、接着剤で接着します。張り合わせは手作業で、刷毛で塗った接着剤を職人が手で貼り合わせます。
この工程を経て、立体的なスーツが姿を表します。
縫製工程
接着を終えたスーツはすくい縫のミシンで縫製して仕上げていきます。
生地の厚さでミシンがけは圧力のかけ方が変わり、経験が必要な工程です。
モビーディックでは、警察や消防、海上保安庁などのプロの現場で活躍するスーツの製造もしています。
熟練が必要な工程が多いスーツ作りですが、若い社員も多い会社です。
令和4年には、代表の保田守が、ウェットスーツ業界では初の旭日単光章を授与しました。